ここまで調査できる!ホームページの分析
コラム

#お役立ち情報

こまで調査できる!
無料ソフトを使ったホームページの分析

最初に

ホームページは広告媒体の一つです。広告媒体には例えばTVやラジオ、チラシ、看板などのツールがありますが、ホームページが圧倒的に優れている点の一つに「分析を詳細にできる」という点が挙げられます。
例えば「看板」では何人がその看板を見てお店を訪れたかをしることは難しいですが、ホームページならばむちゃくちゃ詳細に調べることができます。
それでは、以下からその調べることができる内容に関して、特によく使う機能を紹介していきます。初めてホームページを作った方や、これからリニューアルを検討されている方、そんな方に向けて記事を作っております。どうぞよろしくお願いいたします。

今回はお金をかけずに分析できるツールとして「Googleアナリティクス」「Googleサーチコンソール」
「Googleタグマネージャー」を使った機能を紹介しています。

①どんな検索キーワードで来ているかを調べることができる

Googleサーチコンソールというソフトを利用すると、ホームページへと流入につながった検索キーワードを調べることができます。また、どうのようなキーワードでGoogleの検索結果に表示されていたか、表示順位は何番目だったか、その結果クリックして訪問につながったのか?ということが分析できます。意図したキーワードでちゃんとユーザーが訪問してきているのかを確認できるため、どのようなキーワードで改善が必要なのかなどを把握することができます。




②訪問者の住所がわかる

国別、地域別に調べることができます。ホームページで発信したいと考えるエリアにちゃんと到達できているのかを把握することができますので、当社でもよく使う資料の一つです。まれにですが、国内向けのホームページにもかかわらず、海外から強烈な訪問がある場合がありますが、これは攻撃されている可能性があります(ほとんどの場合は無視してかまわないです)。補足ですが、携帯の基地局がある大阪や横浜などは、本来別の場所から訪問してきたにもかかわらず、「大阪から訪問があります」、「横浜から訪問があります」と表示される場合が多々ありますので分析する際には注意が必要です。




③訪問時間・訪問日・訪問人数がわかる

1日に何人の訪問者があったか?訪問してきた時間は朝か?夜か?などの情報を知ることができます。コンテンツにもよりますが、当社でも頻繁に利用する資料です。例えば、カフェ店を経営していたとして、朝、ユーザーが「どこか近くのカフェないかな?」と思い検索して調べて訪問してきたと仮定すると、訪問時間は朝です。こういったお客は成約率(実店舗に来店される可能性)が高いユーザーと言えます。一方、夜の暇な時間に漠然と検索してホームページにたどり着いたお客は成約率が低いかもしれません。このような感じでいつのタイミングでホームページへ訪問したか?というデータからイメージを膨らまして、ターゲットを絞っていくという手法を当社ではよく使っています。




④滞在時間がわかる

最短1秒からホームページでの滞在時間を計測し、表示することができます。訪問時間が長いということはそのホームページに興味を持ち、読み込んだという証拠です。逆に訪問時間が短いということは、間違えて訪問してしまった場合や調べたかった結果ではなかった可能性があります。当然提供側としては長くホームページに滞在してもらいたいと考えているはずなので、この閲覧時間もホームページを改善しようと取り組む際は重宝する指標となります。
補足ですが、ページのスクロール量(ページ全体を100%として、何%ぐらいまでスクロールして閲覧されたか?)などもGoogleタグマネージャーの機能を使って調べることができますので、セットで検証すると、より詳細にユーザーの行動を把握することができるようになります。




⑤どのページに興味をもったかわかる

ホームページは複数ページ存在することが一般的です。例えばトップページ、会社概要ページ、お問合せページ、採用ページなどです。このうち、どのページがよく見られているのか?見せる側としては気になるところです。こういった情報も調べることが可能です。
調査した結果、ユーザーの指向がわかるので、例えば採用ページの閲覧数が高ければ、当社に入社したい社員が多いのかな?などと想像することができます。そのうえで、実際の応募状況はどうなのか?ということと照らし合わせて、効果検証を行います。ここで、応募が少ないということであれば、もしかしたら採用ページには見に来るけれど、ここで幻滅して応募に至らないということがあるかもしれません。ならば採用ページをテコ入れしましょう。という行動をとることができます。




⑥男女別がわかる

例えば女性向けの通販サイトなのに男性の訪問者が意外と多い。そういった情報から、女性向けの通販サイトから男女向けの通販サイトへと方針変換した方が良いかもしれない。そんな考えが浮かびます。男女別の訪問状況がわかるとそういった分析をすることができます。




⑦端末情報がわかる

パソコンから訪問してきているのか?スマホから訪問してきているのか?それともタブレットなのか?という情報がわかります。最近ですが、訪問者の7割はスマホユーザーという統計情報を目にしましたが、間違いなくパソコンよりスマホユーザーの方が多いということは、当社のお客様の情報を分析しても明らかです。それなのに、もしパソコンの表示にしか対応していないホームページであったなら、7割のお客を逃していることになるかもしれません。スマホでの表示を意識したホームページを作ることは今や必須の時代となりましたが、まだまだパソコンのみ対応というホームページもよく見かけますので、いつももったいないなぁと思って閲覧しています。ゴルフ場などのホームページはスマホ対応していないことが多いので、興味ある方はスマホでゴルフ場を適当に見ていただくと、その状況を確認することができます。




⑧閲覧者の年齢層がわかる

伝えたいホームページが若者向けなのか、年配者向けなのか、万人向けなのか。そういった目的に対しての検証を行うことができます。ただし表示は8歳刻みぐらいの間隔の為、細かな年齢まではわかりません。




⑨リアルタイムで訪問状況を見ることができる

<通常、分析資料としてはあまり使う機会は有りませんが、リアルタイムで訪問状況がわかるという機能は、見ていて楽しくなります。特に作り立てのころは、ホームページに来訪したユーザーがどのページを見ているか、そこからどのページへ移動したのか?などの情報を見ながら想像を膨らませます。それは私どもの立場でも同じで、新しいメディアを立ちあげた際などは、モニターの右上端っこに常に訪問状況がわかるように表示しておき楽しむ。なんてこともやっています。




⑩どのブラウザを使っていたかがわかる

ホームページを制作する側の立場ですと、どのブラウザで閲覧されても「ちゃんと表示される」ということを確認する必要があるため、よく見る資料となりますが、一般的な利用者においてはあまり重要視していない指標かもしれません。ブラウザは皆同じ仕組みのように思われがちですが、実はそれぞれちょっとずつことなります。わかりやすいところで申し上げますと、フォントが違ったりします。EDGEで見るフォントとsafariで見るフォントでは対応しているフォントが違います。その結果、ホームページの表示が崩れてしまうということがあるため、我々ホームページ制作を行う会社ではすべての端末でちゃんと表示がされているのかを調べています。少し脱線しましたが、どのブラウザを使う傾向にあるのか?ということがわかれば、メジャーなブラウザ表示に重点を置いて制作する方が良いという考えに至ります。




⑪期間別の集計ができる

上述した分析内容を期間を区切って集計することができます。その幅は1日~無限?です。もちろん分析用のソフトを導入したタイミング、ホームページを作ったタイミングに左右されますので、それより前は無理な話ではありますが、基本的にずっと分析できるということは、ホームページの成長をグラフなどにしてみることができるため、大変重宝します。



いかがでしたか?ホームページの状況を把握する中で、最も重視する項目を挙げてみましたが、まだまだ奥深くまで調べることができ、かつ、調査ソフト自体はグーグルが無償で提供しているということに驚きます。 もし自身のホームページにこのような調査分析ソフトが入っていないようであれば、ホームページの本来持つパワーの半分の力も発揮できていないかもしれません。
速やかに導入しましょう。

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